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保育方針 Policy

▼保育方針:キリスト教精神に基づいた保育

 

・一人ひとりの子どもの個性の尊重

・基本的生活習慣の育成と自立の確立

・子どもの自発性に基づく自主的活動の尊重

・保育者と子ども、子どもと子ども、保育者と保護者との信頼関係の確立

・人的、物的環境の重視

▼保育目標:神と人とを愛し、愛される子どもに育てる

 

・自律的、主体的に生きる力を育てる

・創造する力、思考する力、行動する力の基礎を培う

・健康な心と身体と豊かな感性を育む

・国際人となるための基礎を築く

▼保育の特色

 

【小グループ保育】

 

グループの大きさをできるだけ小さくし、同じ保育者が継続して担当するようにしています。

子どもは、特定の大人との間に信頼関係ができて情緒が安定し、安心して自分を発揮し、

やがて、自分の外の世界と肯定的に関わることができるようになっていきます。

人生を前向きに生きていくための基盤を作る保育です。

 

スイート(Sweet):0,1,2歳児 3~5名のグループです。

ホーム(Home):2,3,4,5歳児 17~18名のグループです。

 

 

【たてわり/よこわり保育】

 

たてよこの複雑な人間関係のなかで生きる力を育むことのできる保育環境をつくっています。

 

ファミリー(Family)

  複数のスイートとホームがひとつのファミリーとして一緒に、同じ保育室で過ごしていま

 す。たくさんの親戚が寄り合って暮らす大家族のようなものです。

 小さな子への思いやりや、大きくなることへの喜び、誇りを持ってお互いを育て合う、共育 

 の場です。

 子どもたちは、以下の3つのファミリーのひとつに所属して生活しています。

 かぜファミリー

 ひかりファミリー

 いずみファミリー

クラス(Class)

 同年代の子どもたちが大勢で遊ぶ楽しさを味わう年齢別集団活動の時間も、家庭ではできな

 い経験として大切にしています。

【センター活動】

 年齢にこだわりなく、自分の興味、関心や、発達段階に合った遊びを子ども自身が選んで参

 加する活動の場です。

 以下の7つのセンターがあります。

 日によって、いくつかのセンターが開かれ、子どもたちは好きなセンターを選んで活動しま

 す。

 かたちセンター art

 おんがくセンター music

 おはなしセンター story

 たいけんセンター experience

 うんどうセンター physical activity

 しぜん・ワーシップセンター nature & worship

 マナセンター food educare

【カフェテリア】

 

カフェテリアとは、「セルフサービス式の食堂」のことです。

こひつじこども園では、1993年からカフェテリアでの食事を取り入れてきました。

 

大勢の子どもたちが一緒に生活しているこども園では、時間によって子どもたちが動かされるのではなく、一人ひとりの子どもが自分の必要に応じて時間を使うことができるようにすることが大切だと思います。

たとえば、テーブルで絵を描くことに夢中になっている子どもがいたときに、「ご飯の時間だから片づけましょう」と言うのではなく、空腹を感じていないのなら、十分に満足するまで活動に取り組んでほしいと思います。

また、食事のスピードが遅い子どもがいた場合、「もうお昼寝の布団を敷くから早く食べてね」と言ったり、部屋のすみにテーブルを動かしたりすることなく、ゆっくりと時間をかけて食事をさせてあげたいと思います。

カフェテリアがあることによって、このような一人ひとりの必要に応じられるようになりました。

また、カフェテリアは、子どもたちの活動や食事の時間を十分に保証するということだけでなく、それ以外にもたくさんの利点をもっています。

保育者に「ご飯よ」と言われて食事するのではなく、子どもが自分で空腹を感じて「食事をしよう」と自分の意志で行動するようになります。

カフェテリアでは、配膳から食事、食器洗いまでをできるだけ保育者の手を借りずに、自分たちでできるように考えて環境が整えられています。

これらの経験を通して、子どもたちの自主、自律、社会性が育ちます。

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